里山・里地の保全には下草刈り、萌芽更新、竹の駆除などによる雑木林の再生が不可欠となっています。
中でも近年は竹の繁茂が著しく、雑木林を駆逐する勢いで竹林が広がりつつある所が目立っています。
NPOいきいきまちだは『自然もいきいき、人もいきいき』をモットーに里山・里地の保全と自然や人との触れ合いによる健康増進を目的に色々な活動を行っています
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町田市バイオエネルギーセンターが稼働を始めています。今までの焼却場のすぐ上に隣接して建設されました。敷地面積は7万7千㎡と3倍ぐらいに拡がり、管理棟、不燃・粗大ごみ処理施設、バイオガス化施設、熱回収施設からなっています。「燃やせるごみ」から生ごみが分離され、バイオガス化施設で20日間かけて発酵させてメタンガスをとりだし、電気に変えて利用しています。「燃やせないごみ」や「粗大ごみ」から再利用できる物が分別され、鉄やアルミも回収されています。焼却灰は歩道のレンガなどに加工されています。(2022/4/12撮影)
2022年の主な活動予定 最近の主な活動の記録は ⇒ 2021年 2022年
つる植物は他の植物にいろいろ工夫して這い上がります。一面に茂ると親植物を弱らせてしまうこともあります。何回かに分けて紹介していきます。
左はサルトリイバラ(サルトリイバラ科)。茎に棘があって猿も引っかかるとか。サンキライの名でも知られていて、柏の葉の代わりに使われる地方もあります。
右はアケビ(アケビ科)。5枚の丸い小葉が掌状に拡がります。実が熟すると開くので「開け実」、甘くて食用になります。町田の里山ではなかな結実しません。小葉が3枚のミツバアケビも食用になります。実が開かないのはムベ。
左はテイカカズラ(キョウチクトウ科)。手入れの悪い林では大木にびっしり巻き付いています。よい香りがします。生け垣に植えられていることもあります。
右はハンショウズル(キンポウゲ科)。花の形が半鐘(そろそろ死語になりかけている)に似ていると見立てました。出会う機会は少なく、県によっては絶滅危惧種に指定されています。
左はスイカズラ(スイカズラ科)。ニンドウ(忍冬)の名もあります。花は最初は白く、時間がたつと黄色くなります。花を抜いてしゃぶると甘い。
右はノブドウ(ブドウ科)。実は白色ですが虫が寄生すると青色や紫色になります。まずくて食用にはしません。
(2022.6)