10周年記念行事

 24年度はいきいきまちだ発足から、また、25年度はNPO認可から10周年になります。これを記念して10周年記念行事を計画します。24年度の総会に於いて承認を得、総会後の懇談会を10周年記念行事の発会式として位置づけました。

2013/06/01 10周年記念誌発行
 総会を機に「NPOいきいきまちだ10周年記念誌」が発行され、会員に配布されました。
2013/05/18 新事務所開設
 町田市木曽東4-19-36 に新事務所を開設することとなり、完成披露されました。
2013/03/13-14 宿泊研修2013
 10周年記念行事の一環として、6年ぶりに宿泊研修会を行いました。
2012/08/23 陸前高田市現地調査
 10周年記念行事の一環として、津波被災地支援の方向性を探るために、向井、田中、黒田の三人で陸前高田市を訪問しました。被災した市内は、ガレキこそ片付けられているものの、見渡す限り土台だけになった敷地は雑草におおわれている状態でした。高台では復興の為の基盤作りが進んでいて、道路はダンプが頻繁に行きかっていました。

 ボランティアの状況を知るために社会福祉協議会・災害ボランティアセンターのSさんに話を聞きました。この日もある大学の学生たちがバスで到着し、それぞれの仕事に向かっていました。
 ガレキの撤去など広域的な仕事はすでに一段落し、今は個人から要望のあった作業に人を派遣しているとのことでした。各ボランティアグループでそれぞれの依頼先からの要望で動いているところも多く、社協でも全体像を把握できないとのことでした。
 次に、これも仮設の市役所を訪れ、企画部企画政策課のY主事から話を聞きました。役所としては立場上、個々のボランティアとは関連を持たず、現状も分からないとのことでした。
 ここから、広田水産グランドの仮設住宅を訪れ、会長さんが不在のためS副会長に面会しました。高台の木に登り、洗濯機の中のように渦巻く潮に取り囲まれて恐怖の時間を過ごしたことなど、貴重な話を伺いました。
 私たちが移動した区域だけでも、海沿いのところは殆ど根こそぎ流され、僅かな高低差で助かった建物との明暗は何ともいえない光景でした。
 24日は陸前高田市立博物館のH館長とK学芸員に会うことが出来ました。生出(おいで)小学校の校舎を利用しているのですが、仮市庁舎から10Kmほど離れた山の中で、同市の広さを思い知らされました。民俗・考古の紙資料や民具の安定化作業を続けているいるのですが、特殊な作業のためボランティアは入っていないとのことでした。ここで、紹介していただき・・・
 最後に仮設市立図書館にH副主幹を訪ねました。市では「図書館ゆめプロジェクト」を立ち上げていて、個人が VALUE BOOK に本を送ると、評価額に応じて一定の金額が図書館に送金される仕組みです。7月には150万円以上の送金がされたそうですが、図書館の復興には更に格段の協力が必要と思われます。
 市立博物館や図書館の再建については、津波の来る所は考えられず、安全なところにまとめた施設として建設することが検討されていますが、27年度以降になる予定で、具体的な内容はまだ決まっていないそうです。
2012/08/03 理事会検討事項
◎ 陸前高田市現地調査-何が求められていて、何が出来るのか。8/23・24会長・副会長で対応。
◎ メセナ活動-地域に結びついた活動をしている会員その他の力をまとめることなどが話題になりました。
2012/06/08 理事会検討事項-行事の主な柱
◎ 10周年記念誌の発行-25年度の総会を目標に進める。
◎ 復興支援ボランティア活動-町田市と交流のある陸前高田市の支援活動が候補に上がっていますが、現地との温度差があり、一度訪問して実態調査をする必要があります。
◎ 記念行事として何らかのメセナ(芸術・文化支援)活動-様々な具体的なプランが話し合われました。
◎ 里山ハイキング-単に歩くだけでなく、付加価値をつけて町田の自然のすばらしさを紹介するとともに、「NPOいきいきまちだ」への理解を深める場としても利用したい。